「初めて革靴を買うけど、どこで買ったらいいのか分からない」
「就活用に安い革靴を買ったけど、見た目も悪いし足も痛くなるし後悔している」
といった悩みも多いはず。
そこで、この記事では、
- 革靴はどこで買う?おすすめのお店は?
- 初めての1足におすすめの種類と値段
- 革靴を買う時の注意点
の3つのポイントを紹介していきます。
予算を抑えつつも満足できる『初めての1足選び』『コスパの良い靴選び』のお手伝いができると嬉しいです。
革靴はどこで買うのがいい?値段はどのくらい?
「おすすめの購入方法&値段」と、反対に「NGな購入方法」を簡潔にまとめました。
【おすすめの革靴の購入場所と値段】
- 値段は2万円~3万円前後のもの
- 百貨店や大型デパートの紳士靴売り場で買う
- 必ず店員さんとフィッティングしてから
【NGな買い方】
- スーツや靴の量販店で安い革靴を買うこと×
- サイズがわからないのにネットで買うこと×
それぞれの理由を解説していきます。
百貨店の紳士靴売り場がおすすめな理由
【百貨店の紳士靴売り場のメリット】
- 一定以上の品質の靴が揃っている
- 複数のブランドを取り扱っているのでサイズが探しやすい
- 販売員の知識が豊富
百貨店や大型デパートの紳士靴売り場は、高級な靴ばかり置いてあり、少し近寄りがたい印象をお持ちの方も多いと思います。
でも意外と2万円~3万円と価格を抑えつつも、価格に比べて上質なブランド革靴(コスパの良い靴)が多く揃っているんですよ。
また、ひとつのブランドだけでなく複数のブランドを取扱っていることもメリットのひとつです。
革靴は、同じ種類やサイズ表記でも、ブランドによって木型が異なります。
なので「このブランドの〇〇cmはキツイけど、こっちのブランドはピッタリ」という感じで、より足に合うサイズを探しやすくなります。
販売員さんも知識が豊富な方が多いので、初めての方でも安心して買い物することができますね。
スーツや靴の量販店の安い革靴はコスパが悪い
スーツや靴の量販店で買うのも悪くはないですが、あまりおすすめしません。
量販店では1万円~2万円の低価格で革靴を手に入れることができます。
柔らかい革やゴムで作られているので歩きやすくは感じますが、品質や耐久性があまり良くありません。
柔らかい革やゴムで作られているので歩きやすく感じますが、品質や耐久性があまり良くありません。
この場合、数ヶ月しか履いていなくても、表面にひび割れができる、靴が変形して見栄えが悪くなる、足が痛くなるといった問題がでてきたりします。
「試着時のフィット感」と「長期での使用感」は別なので、安物には注意が必要ですね。
短期間しか履けないなら、低価格とはいえ1~2万円は安くはありません。
せっかく買うなら、2~3万円かかっても「手入れをしながら長く履ける靴」を選んだほうがコスパが良いですよね。
ちゃんとしたサイズがわからないならネット通販もNG
ネットでもブランド靴は購入できますが、初めて革靴を買う場合はネット通販もおすすめしません。
革靴のサイズは、スニーカーなどの靴よりも小さく作られているため、普段履いている靴と同じサイズを買っても、足に合わない場合がほとんどです。
また、革靴の大まかなサイズがわかっていても、ブランドによって幅などサイズ感も異なるため、ネットで合うサイズを選ぶのはとても難しいんです。
革靴を買うときは、必ずフィッティングしてから買うのが失敗がなくおすすめです。
百貨店で革靴を買う時の注意点
ここまでで、初めて革靴を買うなら、
- 場所:百貨店や大型デパートの紳士靴売り場で
- 値段:2万円~3万円前後のもの
と解説させていただきました。
ここからは実際に百貨店で革靴を買いに行くときの注意点を説明していきます。
予算とデザインを決めておく
まずは、大体の予算とほしい革靴の種類(デザイン)を考えておきましょう。
店員さんに最初に伝えておくことで、おすすめを教えてもらいやすくなります。
初めての1足におすすめの種類は、記事の続きで紹介しています。
時間帯は夕方がおすすめ
革靴を買いに行くのは、できるだけ夕方の時間帯がおすすめです。
夕方は足がむくみやすいため、朝にピッタリなサイズを選んでしまうと夕方にキツさを感じてしまう場合があります。
スーツ用の靴下で行くとスムーズ
フィッティングするときは、スーツ用の靴下で合わせましょう。
普段履きの靴下は、スーツ用よりも厚手の生地が多いため、実際に履いたときにフィット感が変わってしまうことがあります。
お店でも貸出していることが多いですが、あらかじめ準備しておくとスムーズです。
初めての1足におすすめの革靴の種類は?

外羽根のプレーントゥの革靴
初めての1足でおすすめな革靴の種類は、「外羽根の黒のプレーントゥ」です。
黒のプレーントゥなら、シンプルで装飾感も少ないため冠婚葬祭などフォーマルな場面でも合わせられます。
もちろんビジネスやカジュアルシーンにもOKですし、サイズ調整もしやすく足に合わせやすいのもメリットです。

黒の内羽根、ストレートチップ
革靴の中で一番格式の高い「内羽根の黒のストレートチップ」も、フォーマルシーンで間違いなく履くことができます。
フォーマルさを重視する場合は内羽根も良いですが、歩いたり着脱したりのしやすさなど『履きやすさ』も重視すると、初めての1足には外羽根をおすすめします。
また、黒以外の色や飾り穴がついている靴はフォーマル度が下がるため、冠婚葬祭などには不向きです。
初めての1足は、必ず黒でシンプルな物を選ぶようにしましょう。
▼関連記事
>>内羽根・外羽根の違いとは?|利用シーンに合わせる靴選びや履きこなし
2~3万円台で買えるコスパの高い国内ブランドから選ぶのもおすすめ
百貨店で選ぶときは、国内ブランドから選んでみるのもおすすめです。
- リーガル
- ユニオンロイヤル
- スコッチグレイン
- 大塚製靴
など、高品質で2~3万円前後で買えるラインナップも揃っています。
革靴の形は木型によって決まりますが、海外と日本で木型の形は異なります。
足の形は人それぞれなので一概には言えませんが、日本人向きに作られている木型を使う国産ブランドは、サイズが合う確率がより高くなります。
縫製もキレイで丁寧に作られている国産ブランドは、コスパも高く人気です。
まとめ
革靴を買うなら、どこで買えばいいか?について解説してきました。
まとめると、以下の4つがポイントとなります。
- 百貨店や大型デパートの紳士靴売り場で買うのがおすすめ
- 値段は2万円~3万円前後のもの
- 初めての1足は黒の外羽根のプレーントゥ
- スーツや靴の量販店、ネット通販で買うのはNG
納得のいく『初めての1足』と出会い、素敵な革靴ライフをスタートしていただけたら嬉しいです。
また、革靴を買ったら、お手入れもかかせません。
お手入れの方法はこちらの記事で紹介しているので、よかったらチェックしてみてくださいね。
コメント